2021年09月18日
正岡子規
おはよう!今日の「名歌と名句」
※日本農業新聞2021.09.18第一面より引用させていただきました。
三十年この道遠き
子規忌かな
![正岡子規 正岡子規](//img01.shiga-saku.net/usr/j/h/3/jh3pig/%E6%AD%A3%E5%B2%A1%E5%AD%90%E8%A6%8F.jpg)
子規が始めた新聞「日本」紙上を中心とし、「写生」を鼓吹する明治の俳句運動を日本派という。大阪を本拠に関西日本派の中心が月斗であった。排誌「車百合」を明治32年に創刊。子規は「俳諧の西の奉行や月の秋」と詠み祝句を送った。明日は子規忌である。
掲句は昭和7年の作。子規没後30年経つ。自戒の句である。「この道遠き」に実感が籠もる。目指す写生の道は自分自身を究めることに尽きる。が、自分は迷うばかりだと端的な告白の句と読める。(宮坂静生)
※日本農業新聞2021.09.18第一面より引用させていただきました。
三十年この道遠き
子規忌かな
![正岡子規 正岡子規](http://img01.shiga-saku.net/usr/j/h/3/jh3pig/%E6%AD%A3%E5%B2%A1%E5%AD%90%E8%A6%8F.jpg)
子規が始めた新聞「日本」紙上を中心とし、「写生」を鼓吹する明治の俳句運動を日本派という。大阪を本拠に関西日本派の中心が月斗であった。排誌「車百合」を明治32年に創刊。子規は「俳諧の西の奉行や月の秋」と詠み祝句を送った。明日は子規忌である。
掲句は昭和7年の作。子規没後30年経つ。自戒の句である。「この道遠き」に実感が籠もる。目指す写生の道は自分自身を究めることに尽きる。が、自分は迷うばかりだと端的な告白の句と読める。(宮坂静生)
Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:03│Comments(0)
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