2022年08月31日

萩の花

おはよう!今日の名歌と名句
※日本農業新聞2022.08.31第一面より引用掲載させていただきました。
萩の花ひたすらそよぐ真昼間の秋の浮力はわれにありなむ   國清辰也『愛州』
萩の花
 庭の萩の花がそよいでいる。長く垂れた細かい枝はまだ花をつけてはいない。が、秋が来たら、この枝には赤紫の花が着き、その花が風に揺れるだろう。作者はそんな風に想像する。
 結句の「ありなむ」は「きっとあるだろう」という意味。この夏は暑く厳しかった。が、秋になれば、私の体は自由になり、浮力を得るに違いない・・・そんな希求がこの結句に滲んでいる。
 長かった八月も今日で終わり。明日から九月。(大辻隆弘)


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Posted by ゴンザレスこと大西實 at 08:51│Comments(0)出来事

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