ふるさと検定

ゴンザレスこと大西實

2021年08月14日 12:51

初級の受験者募集 はちまん・あづちふるさとアカデミー
 民間団体の「はちまん・あづちふるさとアカデミー」は、10月17日に実施する「第1回あづち・はちまんふるさと検定」の受験者を募っている。
 同アカデミーは、近江八幡市の豊かな歴史文化を生かした個性あるまちづくりに市民の参画を促し、観光をはじめとする地域の産業発展へ有為の人材を育成するとともに、快適で美しい環境と景観の保全を図ることを目的に昨年4月、市民有志やNPO法人秀次倶楽部、近江八幡観光物産協会が会員となり結成。
 検定は、近江八幡に豊富な観光資源や歴史文化を生かした新たなまちづくりの活力を呼び込もうと企画。市民がふるさとの魅力を再認識し、全国に発信するきっかけとして取り組むもので、初級、中級、上級の3段階を設ける。

 そのうち第一回は、親子(子どもは小学5年以上)でも参加できるよう初級のみの実施で定員は設けない。中級、上級は来年度以降から実施する。 出題は、近江八幡市域を中心にした地理、自然、習俗、伝承の分野から計70問(四者択一)で、安土にゆかりがある織田信長や豊臣秀吉については必須問題とする。検定時間は午前10時30分から午前11時45分までの75分間で、会場は近江八幡商工会議所大ホールとその他に開設する。
 問題の内容については、顧問の民俗学者・篠原徹国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学名誉教授と建築史家の山形政昭大阪芸術大学名誉教授の監修を受ける。合格ラインは、小学生60点以上、中学生70点以上、高校・一般は80点以上で、合格者には認定証を付与し、最高得点者を表彰する。合格発表は、検定後1か月以内に本人に通知する。
 検定料は、小・中学生無料。高校・一般千円。応募方法は、同アカデミーのホームページとチラシの申込用紙で受け付けている。9月17日締め切り。 検定用のテキストを8月に発売するほか、次の事前勉強会を開催する。


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